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ジークレーアートのビブリオポリ

ピート・モンドリアン

オランダ出身の抽象絵画で有名なモンドリアン

モンドリアンについて

ビブリオポリ-モンドリアン

ピート・モンドリアン(Piet Mondrian、1872-1944年)は、19世紀末から20世紀に活躍したオランダ出身の画家です。
ワシリー・カンディンスキー、カジミール・マレーヴィチらと並び、本格的な抽象絵画を描いた最初期の画家とされています。
初期には風景、樹木などを描いていましたが、やがて完全な抽象に移行しました。
アムステルダム国立美術アカデミーにおいて伝統的な美術教育を受けました。
卒業後は次第にリアリズムを離れ、印象派やポスト印象派、特にゴッホやスーラの影響を受けるようになりました。
1911年、アムステルダムにおける美術展でキュビスムの作品に接して深い感銘を受け、ピカソやブラックが提唱するキュビスムの理論に従って事物の平面的・幾何学的な表現に取り組みました。
その過程でモンドリアンは抽象への志向を強め、「キュビスムの先」を目指すことになりました。

ビブリオポリ-モンドリアン

作風は、表現主義の流れをくむカンディンスキーの「熱い抽象」とはまったく対照的で、「冷たい抽象」と呼ばれています。
水平と垂直の直線のみによって分割された画面に、赤・青・黄の三原色のみを用いるというストイックな原則を貫いた一連の作品群がもっともよく知られています。
絵を平面として捉え、額縁を取り除き、何かの描写ではない一つのそれ自体として完成された表現としての絵を追求したモンドリアンの姿勢は、様々な変化を経つつ抽象表現主義やミニマル・アートに受け継がれています。

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